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卵・乳・小麦・大豆・米除去が始まりました

この記事では、私が初めて息子のアレルギーのことを知った時どう感じたか、また2度目の診察でアレルゲン除去が始まった時の様子を書いています。同じ悩みを持つ方の参考になれば幸いです。

息子のアレルギーを知った時の気持ち

先日のアレルギー検査結果を受け、一時は「これで湿疹が治る!」と前向きになっていたのですが、落ち着いて考えたら不安ばかり・・・。

14年前の私は別ブログに当時の心境をこう書いていました。

 ↓

「最悪の結果でした。卵、乳、小麦、大豆、米など検査した項目すべてが陽性。成長すれば治るというものの重症には違いありません。とりあえず離乳食中止。次の診察で先生と栄養士さんと今後の食事について相談することになりました。検査で陽性だからと言ってそれが症状として現れるわけではないらしく、一つ一つ試して様子を見ていくそうです。

だけど、かわいい息子のため、一緒に食事制限をして、いっぱい抱っこして、できるだけのことをしてあげたいと思います。

みんなには息子のアレルギーのことを知っていてもらいたいのと、アレルギーがあるからといって息子に不自由な思いはさせくないし、私も引きこもりとかは絶対に嫌なので変わらぬお付き合いをよろしくお願いします。

ランチに行ったり、ホームパーティーやったりすることもあると思うけど、息子の食事については、私が責任をもって管理するのであまり気にせず声を掛けてもらいたいです。

もしアレルギーでも食べられるお菓子の情報とかあればいっぱい知りたいです。」

当時、私は28歳。新米ママとしては良く書けてるなぁと我ながら感心しています(笑)

そして、当時の心境を思い出しました。

私は現在はアレルギーサークルの代表として、ブロガーとして、親御さんの悩み相談を聞く側にいます。

子どもが小さい頃どんな気持ちで育児をしていたか思い出し、皆さんに寄り添った活動をしていけたらと考えています。

除去が必要なアレルゲン決定

先日の血液検査を経て、2度目の診察で先生に指示された除去項目は、

「卵」・「乳」・「小麦」・「大豆」

でした。卵・乳・小麦の3項目については完全除去。アレルゲンそのものはもちろん、微量に使用されている調味料も全てを除去するように言われました。

そして大豆については、調味料(味噌や醤油)は摂取しても良いが、大豆そのもの(納豆や豆腐や豆乳等)は除去するようにとの指示でした。

ここから、私と息子の過酷な除去生活が始まりました…

卵・乳・小麦・大豆を除去する目的

ここで一つ大切なことをお伝えします。
アレルゲンの除去は、「きちんとした目的」を持って、必ず医師の指示のもとで行うことが必要だということです。

息子の場合、除去を行った目的は主に二つありました。

① アレルゲンの特定

痒みや皮膚症状が出ていたため、卵・乳・小麦・大豆といったアレルゲンの可能性がある食品を一時的に除去し、それで症状が改善するかどうかを確認することが目的でした。
つまり、「本当にそれがアレルゲンかどうか」を見極めるための除去です。

② 肌の状態を整えるため

息子はとびひができるほど肌の状態が悪化していたため、次の治療段階に進むためにはまず肌の状態ををきれいにすることが必要でした。
アレルゲンの影響を受けて炎症が長引いている可能性もあったため、一時的に除去を行うことで皮膚の回復を優先しました。

食物除去が必要かどうか

最近では、食物アレルギーへの関心が高まっている一方で、必要以上の除去が行われてしまうケースも増えていると聞きます。
除去が必要かどうかは、医師の判断をもとに、血液検査や負荷試験などを通じて慎重に見極めることが大切です。

食べられる可能性があるものまで避けてしまうと、子どもの食の楽しみや栄養の幅を不必要に狭めてしまうかもしれません。
だからこそ、目的をもって、正しく、安全に除去を進めていくことが重要だと感じています。

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