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ホームベーカリーでグルテンフリー食パン

おすすめレシピ
Woman kneading dough for pastry on table

グルテンとは?

グルテン(gluten)というのは、主に小麦に含まれるタンパク質の一種で、グリアジン(gliadin)グルテニン(glutenin)という2種類のたんぱく質が水と一緒に練られることで形成される物質です。

食物アレルギーの方は食物のたんぱく質に反応して症状が出るので、グルテンは小麦アレルギー方にとっては注意しなければならないものとなります。

グルテンには以下のような特徴があり、パンを作る際には欠かせないものです。そのため、パン屋で「米粉パン」と名前が付いたパンがあったとしても「小麦グルテン」が使用されることがほとんどです。米粉パン=グルテンフリーパンではないので気を付けましょう。

特徴説明
粘り気(粘性)水を加えてこねることでグルテンができ、のびるような粘り気を持ちます。これがパン生地などのしなやかさの元です。
弾力性(弾性)グルテンは強い弾力を持つ構造を形成し、パンや麺に「もちもち」「コシ」を与えます。
ガスを保持する力パンを焼くとき、発酵で出た二酸化炭素をグルテンが閉じ込めることで膨らみます。スポンジのような構造に。
熱に強い加熱しても簡単には壊れず、焼き上げたパンの形や食感を保つ役割をします。

「米粉パン」はグルテンフリーではない

前述しましたが、よほど米粉パンにこだわったパン屋でない限り、通常パン屋で売られている「米粉パン」のほとんどが小麦グルテン使用です。

小麦グルテンを使用しないでパンを作ることは非常に難しいです。私もアレルギー対応のレシピ本を見て作ったり、グルテンフリーのお料理教室で習って作ったりしましたが、なかなか納得のいくものはできませんでした。

何も知らない人が作ると、たいていお餅のように固くなってしまうか、ういろうのようにべちゃっとしてしまうのではないでしょうか。

三洋電機 GOPAN

そこで購入したのが、2010年に発売されたホームベーカリー「GOPAN」です。「GOPAN」という名の通り、お米のパンを焼くことができます。

しかも、洗った生米を浸水→ミル→こね→発酵→焼きをボタン一つでやってくれます!!生米をがりがり砕くので多少ミル音は気になりましたが・・小麦アレルギーの子憧れの「パン」を作ることができる夢のような商品でした。

やはり米粉特有のずっしりしたパンではありましたが、とてもお世話になりました。

(その後、三洋電機がPanasonicに吸収された影響で生産されなくなりました。)

Panasonic GOPAN

その後、Panasonicから発売されたGOPAN。こちらも現在は生産されていませんが、私はまだ現役で使っています!!ミル音が少し軽減され、本体も小さくなりました。

グルテンフリーモードがあるホームベーカリー

あれから14年が経ち、子どもの小麦アレルギーも落ち着いたため、グルテンフリーのパンを作ることはほとんどなくなりましたが、やはりグルテンフリーのパンを焼くことができる商品は人気があるようです。

グルテンフリーパン特化型ではなく、普通のホームべーカリーに「グルテンフリーモード」があるものが多そうです。しかもサブスクとは!!時代は変わりましたね。笑

私も使ってみたいです!!

PanasonicのホームベーカリーSD-MDX4の商品ページへはこちらからどうぞ↓

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