自宅での誤食予防
以下は私が自宅での誤食予防のために実践してきたことです
①自宅にアレルゲンを置かない
一番安全な方法です。牛乳は買わず、小麦粉は捨てました。どうしても必要なものは子供の手の届かない場所へ・・・
②子どもをキッチンに入れさせない
ベビーフェンスを利用し、キッチンには入れないようにしていました。しっかりと壁に固定できる(倒れない)ものがおすすめです。
③家族全員がアレルゲンフリーのものを食べる
これは、家庭によって意見が分かれるところかもしれませんが、私は「家族全員が同じものを食べること」にこだわりました。家族全員、天ぷらは小麦粉でなく米粉で作り、カレールーはアレルゲン不使用のものを使用し、辛みは後から足すようにしました。また、ラーメンや甘いものが好きなパパは「食べたいものはお昼に外で食べてきてね!」という具合にしました。
当時はまだ少量のアレルゲンも摂取することができない状態で、危険だからというのもありましたが、私は息子があれこれ食べられないことが切なくて・・・。とにかく私も同じ気持ちでアレルギーと向き合いたいと思っていました。
誤食をすると母子ともに怖い思いをするということももちろんありましたが、アレルゲンに反応しやすくなると聞いたこともあり(真相はわかりませんが・・・)とても気を付けていました。
たまにこっそりケーキをもらったりして食べることもありましたが、美味しい気持ち半分、罪悪感半分。あまりおいしくは食べられていなかったような気がします。そのくらい、アレルギーに対して神経質になっていました。
家族の協力なしでは難しいですが、幸い夫は私がやることに理解を示して協力してくれ、おかげで家での誤食はゼロ!!
また、必然的に手作りが多くなるので、愛情たっぷり!15歳になる現在も虫歯はゼロです!!
また、今後当時よく作っていた「おすすめのアレルギー対応レシピ」も紹介していきたいと思っています。
外出時の誤食予防
①常に見守る
これ以外はないでしょう。小さい時は、どこで何を拾って口に入れるかわかりません。常に子どもの行動を見守り、危険がないように見守ることが一番でしょう。
②アレルギーサークルの集まりでは自由に遊べる
当時の私にとって一番緊張せず子どもを遊ばせることができたのが、愛知県一宮市のアレルギーサークル「一宮アレルギっ子サークルくれよん 」の集まりでした。
参加者のほぼ全員がアレルギーっ子の親御さん。
アレルギーの知識もあり、自分の子のアレルゲンだけでなく他の子のアレルゲンも考慮して極力アレルギーを持ち込まない状況。それは、本当に貴重でありがたいものでした。
そこでは、アレルギーの現状報告や治療についての情報交換をしたり、不安なことや当事者同士でないと分かり合えないような繊細な話しもしました。そして、何より子どもの誤食の心配をしなくても良い。
月に1度の活動でしたが、できるだけ参加するようにして、私もそこで出会ったママたちとの交流を楽しみにしていました。
今、アレルギーで悩んでいる親御さんは、ぜひお近くにアレルギーサークルがあるか調べてみると良いと思います。ネットでもアレルギーに関する情報を得ることはできますが、地域の保育園や小学校の給食についてだったり、地域の病院情報、災害時の支援等いざとなった時に近くに頼れる人がいることは心強いと思います。
「実際に会ってお話はちょっと・・・」と思われる方もいるかもしれませんが、LINEグループ等で活動している団体も多くあります。

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