アレルギー症状
食物アレルギーの代表的な症状を紹介します。特に注意が必要なのは、消化器症状・呼吸器症状・神経症状・循環器症状です。

(出典記載例)
出典:(公財)ニッポンハム食の未来財団ホームページ(https://www.miraizaidan.or.jp/allergy/illustrations.html)
現れる症状や重症度は、人によって異なります。また、同じ人でも摂取したアレルゲンの種類や量、またその時の体調や成長段階によっても変化します。
息子の場合、乳製品摂取後の症状は、未就園の頃の症状は嘔吐だったのが、成長するにつれて蕁麻疹や腹痛へと変化していきました。また、小麦接種後の症状は幼稚園の頃は蕁麻疹だったのが、成長するにつれて蕁麻疹と咳へと変化していきました。
赤鬼と青鬼で知ろう アレルギーの怖さ
以前、アレルギーの症状を「赤鬼」と「青鬼」で表現される先生がいらっしゃいました。
赤鬼:じんましんや皮膚が赤くなる等、見た目に派手に現れるアレルギーで、まるで「わかりやすく怒っている赤鬼」のような症状です。
青鬼:脈が触れにくい、元気がない等、見た目には出てこないけど体の中で静かにすすむ症状で、急速に重い症状にすすんでしまうことがあるので注意が必要です。
どちらの鬼もあなどらないで
赤鬼も青鬼もどちらもアレルギーのサインです。この赤鬼と青鬼のお話を覚えておき、アレルギーのある人もない人も「気づき」「正しく行動」することが大切です。
アナフィラキシー
前述した症状の中でも、1つの臓器にとどまらず、蕁麻疹と咳、声がれと腹痛など複数の臓器に重篤くな症状が現れる場合を「アナフィラキシー」と呼びます。
また、アナフィラキシーにおいてショック症状(血圧低下や意識障害など)を伴うものを「アナフィラキシーショック」と呼び、迅速かつ適切な対応を行わないと生命をも脅かす可能性があり、日本でも毎年3人程度が食物アレルギーによるアナフィラキシーショックで亡くなっています。
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