ナッツアレルギーが増加している
給食で「鶏肉のカシューナッツ炒め」を食べた娘がアレルギーを発症したことについては前回のブログにも書きました。
その後、改めて調べるとやはりナッツアレルギーは近年増加傾向にあり、初発でショック症状を起こす可能性もあることが分かりました。
小中学生の食物アレルギーの初発原因物質は以下の通りです。
1位:クルミ 18.7%
2位:エビ 12.4%
3位:イクラ 7.9%
4位:カシューナッツ 6.3%
参考:令和6年度食物アレルギーに関連する食品表示に関する調査研究事業報告書
さらに、令和7年度にはカシューナッツが「特定原材料」に追加される予定で、ピスタチオも特定原材料に準ずる扱いになる見込みです。
担任の先生に報告
たまたま娘のクラスを訪れた際、担任の先生に昨日のアレルギーについてお伝えしました。
「昨日、給食のカシューナッツ炒めを食べたら、喉の奥が痒かったようです。もともとクルミアレルギーもあるので、昨日初めて症状が出たのかもしれません。すぐに痒みが治まったので、先生に話していなかったかもしれません。すみません。」
すると先生は、「そうだったんですね。昨日珍しく給食を残していたので『体調悪いの?』と聞いたら『量が多かった』と言われたのですが‥」とおっしゃっていました。
娘は兄の食物アレルギーの影響もあり、本人も慎重になりすぎて言い出せなかったのかもしれません。今月の給食ではもうナッツが出る予定はないようなので、夏休みにアレルギー検査をしてみることにしました。
子どもや保護者から聞いたこと
子どもから聞いた話ですが「給食でカシューナッツが出た時は、“ナッツアレルギーだから”と自己判断で食べない選択をした友だちがいた」とのこと。
知り合いのお母さんからも「カシューナッツアレルギーがあるが、給食で出るとは思わなかったので、学校には伝えていなかった」という話を聞きました。
改めて感じたこと
アレルギーは本人ですら気付かないことがある
娘は幸い軽症で、もともと似たような症状の「クルミアレルギー」があったから、自分で違和感に気付くことができて食べるのを止められたのだと感じました。
初発であれば本人でさえすぐ気付くことができなかったり、うまく言い出せなかったりすることがあります。違和感を感じても我慢してしまう子もきっといるはずです。
学校給食における安全対策
今回の給食は「鶏肉のカシューナッツ炒め」で、カシューナッツが丸ごとゴロゴロ入っていました。ナッツは初発で強いアレルギー症状を起こす可能性があり、軽症で済んだ今回のケースも決して油断できません。
学校給食は、アレルギーのある家庭だけでなく、潜在的なアレルギーを持つ子どもたちの安全も考慮し、食材の見直しが必要だと強く感じます。
今後の対応
娘の学校は自校給食のため、校長先生と給食担当の先生宛に「今後ナッツ類を給食で提供しないようにお願いする手紙」を用意しました。
次回のブログでは、その手紙の内容も紹介したいと思います。

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